野島崎灯台と野島崎公園の観光情報
2018.4.27、ゴールデンウィークの始まる前日に房総最南端の野島崎灯台にバイクツーリングに行ってきました。混雑してるとこ嫌いなんですよ。思惑通りに上の写真のようににガラガラでした。お陰でのんびり観光してきました。
もくじ
野島崎公園のお勧め観光ルート
上の写真のように野島崎灯台を中心とするエリアはかなり広大な野島崎公園となっております。速足で通り抜けるなら別ですが、観光しながら岬を周遊すると1時間ぐらい掛かります。
ここのメインはやはり灯台への登頂だと思います。私も失敗したんですが、体力のあるうちに野島崎灯台に登っておいた方が良いと思います。私は先に周遊路を回ってしまい結構疲れました。ここまで来て諦めるのも嫌なので意地で野島崎灯台に登頂してきましたけどね(;’∀’)汗
野島崎にある厳島神社
野島崎観光の入口に立っている厳島神社石碑です。ここで3方向に分かれます。厳島神社に階段で登る・その右側から野島崎灯台に向かう・さらにその横の海側から周遊路に向かうです。小さなお子さんを同伴の方は灯台方向に行くと途中に厳島神社の境内に入る場所が有ります。階段を使わずにベビーカーでも行けます。でも坂なのは変わりません、お父さんファイトです。
坂道を頑張れば、写真奥の青く舗装されてるところから境内に入れますよ。
でもこの神社は別の意味で有名じゃないかな、、子宝です。
「平和の愛鍵」 どう見ても男性の象徴です。しかもかなり立派なものです(笑)。この公園には別に女性を象徴する像も置かれていました。詳しく調べてないですけども、ここは子宝岬なのかな? もしそれが目的なら正面から堂々と階段上って鳥居を潜ったほうがいいのかな。それ以外にも七福神や芭蕉の句などが有ります。
野島埼灯台
野島崎灯台概要
野島崎灯台は、慶応2年1866年江戸幕府とアメリカなどの4か国との間で結ばれた江戸条約において建設することが定められ、明治2年(1869年)12月18日竣工し初点灯されました。日本の洋式灯台としては、観音崎灯台に次いで2番目のものです。始めに建設された灯台はフランス人技師ヴェルニーの設計によるレンガ造りでしたが、大正12年(1923年)9月の関東大震災により倒壊し、同14年(1925年)8月15日に改築されたのが現在の灯台です。
- 位置 北緯 34度54分06秒
東経 139度53分18秒 - 光り方 単閃白光 毎15秒に1閃光
- 光の強さ 73.0万カンデラ
- 光の届く距離 17.0海里(約31キロメートル)
- 高さ 地上から灯台頂部 約29メートル
水面から灯火 約38メートル - 管理事務所 千葉海上保安部
TEL 043-242-1805
野島崎灯台見学料金・営業時間
- 参観寄付金
大人(中学生以上) 200円 - 参観時間
5月~9月 午前9時から午後4時30分まで
10月~4月 午前9時から午後4時まで
運営は公益社団法人 燈光会です。
野島埼灯台に登ってみましょう
横道にそれました。本題の見学に戻ります
境内横から出て野島崎灯台への道に出るとすぐに灯台入口の看板が有ります。
灯台入口の看板から右に入って、正面の建物の奥が料金所になります。途中に有料展望鏡(100円)が有り、お子さんには喜ばれそうですね。自分は興味なかったので素通りしました。
さらに通路伝いに進んでいくときらりん館につきます。灯台入口看板から50メートルはなかったと思います。館内は野島崎灯台資料展示室となっています。ヴェルニー技師の銅像や投光器のレプリカやその他資料が展示されています。体力に自信のない方やベビーカーでもここまでは楽に来れます。ベビーカー持参の夫婦の方は、この施設を利用して交替で灯台に登ってみるのも手だと思います。灯台見学自体はそんなに時間掛かりません。
きらりん館の窓口で参観寄付金200円を支払らえば、灯台に入れます。
野島崎灯台も他の灯台と同じように螺旋階段です。見てもらえれば分かりますが、傾斜がそんなにきつくありません。その階段をぐるぐると77段登ります。ため息つくのはまだですよ。
その後が酷いです。注意書きの看板が出ています。
「ここから階段が狭くなります。頭上と足元に注意して下さい。」だそうです。
最終的に101段の階段を登りきると灯台展望台にたどり着けます。
上の写真が展望台からの眺めです。自分は先に公園の遊歩道を一周回って来てからの灯台のぼりだったんで、しかもバイクブーツ履いてです。かなり汗もかき疲れました。もうすぐ50の身には効きました。しばらく風に打たれながら太平洋の大海原をボーと眺めていました。気持ち良かったですよ。それにしても、前方の廃墟は何なのかな?
帰りも怖いよ↓
自分の体形は175cm、58kgですがどうにか通過した感じです。
野島崎公園遊歩道
灯台見学後は最初の厳島神社入り口まで戻り(灯台から下に降りれば途中に出られます)遊歩道の散策です。三本ある道の右側のどう見ても海回りが散策路入り口です。
この公園かなり整備されていると思います。公園全周を舗装道路で回れます。しかも道の右側半分は石畳です。ベビーカーで来て「ウザイ」とか思わないでね。この石畳のお陰で白い杖の方たちも安心して散策ができるでしょ。何で左側にしなかったのかな、間違って脱線したら海なんですけども。
散策路を歩いていくと最初に出迎えてくれるのがかっとびくんです。石碑に白浜漁協からのメッセージが書かれてますので現地でお読みください。
その次に三峯神社。この神社は小さいけれどもどこに行っても現れるな。先日お邪魔した御宿最明寺の山腹にも有りました。本山はパワースポットで有名な秩父三峯神社のはずですが。
時間が有ったら読んでね!!

その先に野島崎公園入口の石碑が有り、さらにその先左奥にトイレが有ります。灯台から散策路に降りてくるとここのトイレに出ます。
この先トイレはおろか有人の施設はありません。野原でやる勇気があれば別ですが、とりあえず用足し済ませておいた方が無難だと思いますよ!!
トイレ周辺は駐車場からも灯台からも近く、しかも休憩できる場所もあります。小さなお子さん同伴の方は、弁当持参でピクニック気分で楽しめそうですよ!
伝説の岩屋
少し歩いていくと左側に伝説の岩屋と書かれた通路発見。奥まで行ったら蛸さんでした。
説明書を要約すると、、、源頼朝公が突然の雨のために用いた隠れ岩、転じて海神、転じて蛸だそうです。
あとこの周辺に女性の裸体像「砂のトルン」像が2体設置されております。
散策路はこの辺が一番高低差があり、逆に言えばここを越えればあとは楽ですよ。
房総最南端の地には白いベンチが!?
房総最南端の地ということは東も西も見渡せるということですね。そうですここは絶好のサンライズスポットであると同時にサンセットの名所でもあります。そしてそれをゆっくり堪能してくれと言わんばかりに白いベンチが置かれています。
時間が許せば近くに宿泊してサンセット、明朝サンライズなんて贅沢も出来るのにね。年末なんて最高の初日の出を愛しのあの人と!! なんて、、、羨ましい。
まぁこんな場所だから、観光客いっぱい来るんだろうけどね!!でもゴールデンウィーク前日でも御覧のようにガラガラです。時間にゆとりがある人は近くの宿に泊まって堪能してみてはいかがでしょう(羨まし限りです)。
海底透視船、、子犬もOKだと!?
散策路も歩いたし灯台にも登ったし、とりあえずバイクを止めてある厳島神社の前まで戻り、自動販売機で缶コーヒーを買い一服してました。でもちょっと気になる看板が!
遊覧船乗り場、グラスボートです。床の一部がガラスで海の中を見れるだと!
しかもペット無料だと、ってことは愛犬載せての観光OKですよね。
よっしゃー!今度家族と愛犬連れてリベンジしてやる。かもめ号待ってろよ。
ちなみに内容は
- 乗船料金 大人800円
小人400円 - 幼児・ペット無料
- 乗船時間 約20分
- 飲食持込OK
- 運行時間 9:30~15:30
野島崎海底透視船(株) TEL0470-29-7755
野島崎の駐車場
野島崎灯台入口の左右に駐車場が有ります。ロータリーの中に侵入しても駐車スペースはありません。厳島神社入り口のところで家族を降ろして、運転手だけ駐車スペースへ。がんばれお父さん!!
終わりに
- 灯台を優先してね。代金200円也
- 営業時間は 5月~9月 9:00~16:30
10月~4月 9:00~16:00 - 夫婦で来たなら子ずれでも方法次第では灯台には登れます。
- 散策路は1時間ぐらい掛かります。
- トイレは一か所です。
- 散策路はベビーカー・車いすでもOKです。
- 海底透視船は子犬も乗船可能です。
この情報が皆さんの観光に役立てれば幸いです。
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