宅配3社徹底比較
宅急便、飛脚便、ゆうパック。似ているようで異なる商品。料金・サービス等微妙に違う事をまとめます。
皆さんで比較して、自分の使う運送業者を決める手助けになればいいなと思います。
大和運輸の運賃値上げ、追従して佐川急便が値上げ及び東証一部に上場。一人、漁夫の利を狙ったゆうパックの戦略。
三社三様いろいろやってくれてます。
この記事では3社の比較や各商品を紹介していきます。
最終的にはここだけで、宅配業界が分かるようにしたいと思います。
宅配3社普通便地帯別料金表
大和運輸が始めた世界でも類を見ない高品質の小口配達システム。現在3社で市場の9割以上を賄っています。日本経済の大動脈です。宅配便は荷物を出荷する地域によって運賃が違います。東京から北海道に出荷するのと、九州から北海道では運賃が違います。
3月改訂版の3社地帯別運賃表をまとめました。

各社での違い
一言で宅配便と言っても各社で取り扱いが微妙に違います。料金もその一つです。
●サイズ、重量区分の違い
大和運輸=宅急便で取り扱える荷物は160サイズまで、重量が25kg迄です。
サイズ区分は60サイズ(2㎏迄)、80サイズ(5㎏迄)、100サイズ(10㎏迄)、120サイズ(15kg迄)、140サイズ(20㎏迄)、160サイズ(25㎏)までの6区分です。
60サイズでも4㎏の荷物なら80サイズ(5㎏迄)の料金が適応されます。
宅急便は大和運輸の登録商標です。
佐川急便=飛脚宅配便・飛脚ラージサイズ宅配便と別れていますが、サービスは一緒です。
飛脚宅配便は160サイズ30㎏迄、100サイズでも重量が31kgを超すと飛脚ラージサイズ宅配便の170サイズ適応となります。
サイズ区分は飛脚宅配便60サイズ(2㎏迄)、80サイズ(5㎏迄)、100サイズ(10㎏迄)、140サイズ(20㎏迄)、160サイズ(30㎏迄)の5区分です。それ以上は飛脚ラージサイズ宅配便で重量50kg迄で170サイズ、180サイズ、200サイズ、220サイズ、240サイズ、260サイズの6区分の計11区分となります。
※注意 飛脚便には120サイズが存在しません。101サイズでも140サイズが適応されます。
郵便局=ゆうパックで取り扱える荷物は170サイズ迄、重量が25㎏迄です。ここは重量区分がなく一律25㎏迄です。60サイズ25㎏でも60サイズ運賃です。軽くて重いのはゆうパックかな。サイズ区分は60サイズ、80サイズ、100サイズ、120サイズ、140サイズ、160サイズ、170サイズの7区分です。
荷物は出来るだけコンパクトに! でも小さすぎるのもNGです。紛失してしやすくなります。伝票を貼って、ケアシールを貼れるスペースを考慮した大きさす。60サイズ迄はいいのだから、その辺の調整はした方がいいですよ。
※注意 佐川で離島に送るときは、、ていうか送るべからずです。中継料が発生します。
例えばですが、佐川急便で東京から佐渡島に60サイズを出荷すると765円ですが、プラス船代(中継料)1080円が加算されて756+1080=1836円です。ねこなら907円です。これは安い方です。石垣島なんて、、、書けんわ!
今日が2018.1.15です。普通便UP完了です。明日からクール便作業に取り掛かります。割引とかも変わってるけど追っつかないや。そのほかにも関東地方だけとかネタあるけど、オーソドックスなところを先に埋めていきます。
クール宅配便
知ってますか??各社でのクール便の取り扱いの違い。間違えると人体に影響出るかもよ。サービス名に惑わされてはNGですよ。各社全然違うよ。気にしたことある人いますかね。クール便ってかなりシビアですよ!!
クール便については宅配3社クール便比較までどうぞ。

時間帯指定サービス
無料で使用できるサービスで、宅配便・クール宅配便両方に使用できます。
3社とも違うサービスを展開しています。宅急便は5区分、飛脚便は7区分、ゆうパックは6区分です。
詳しくは下の記事にまとめました。

宅配便の補償
宅配便で届いた荷物が壊れてた。さあ、どうしよう。
安心してください。保証付きですから。

レジャー便
ゴルフ、スキー、スノボーはお得な専用便でどうぞ。

レジャー便は冬だけではないですよ。家族旅行でも使用してください。

ゆうパック3月料金・サービス変更
2018.3.1に遂に最終値上げです。ゆうパックの詳細をまとめました。

航空便使用時の注意点
離島・遠隔地への輸送の場合は航空機が利用されます。
それについての注意点をまとめてみました。

各社の割引比較
顧客抱え込み戦略の大和運輸、GOAL優先の佐川急便、相変わらずなゆうパック。それぞれの割引体制を記事にしてみました。

信書について
信書ってかなり分かりづらいんですよね。
業界人の自分でも困ることが多々あります。

まとめ
その他にも有料の時間指定便、遠隔地への翌日配達を可能にする航空便、信書を送れる特定信書便等、まだまだいろいろなサービスが有ります。
各社での違いもありますので、値段だけではなく内容も確認が必要だと思います。
自分のやる気次第にはなりますが、それらも記事にできればな、、、。
コメント