受取人確認サポートで荷物を受け取る方法
楽天銀行・カードやヤフーカードなどを申し込み、数日後に佐川急便が配達に来て「本人以外には渡せません」で困ってる方、かなりいらっしゃるんじゃないでしょうか!?
国からの規制でどんどん厳しくなってます。
申し込んでしまった後では出来る対策少ないけど、まだの人はこの記事参考にしてから申し込みしてくださいね。
最悪、、、というかたぶん返却される率高いですよ。
1.受取人確認サポートでの本人確認方法
受取人確認サポートで本人確認をする方法は2通りです。
ひとつは事前登録をしたパスワードを利用する方法ですが、この方法を採用している出荷人はいないのではないでしょうか?
もう一つが運転免許等の公的証明書での確認方法です。こちらが主流なので、公的証明書での受取り方説明をさせていただきます。
2018年になってから佐川急便の受取人確認サポートで使用できる公的証明書の種類が変わりました。
- 運転免許書
- マイナンバーカード(通知書はNG)
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
以上の5種類です。以前可能だった健康保険書では顔写真がなく、本人確認に向いていないので廃止されたようです。
1・2受取人確認サポートでの本人確認の定義
出荷人に指示された住所で、その荷物に記載されている荷受人のみに配達をする。
上記の通りなので、営業所留め置きサービスも使えません。勤め先への転送も無理です。
不在がちな本人に代わり親がなりすまして、受取る。これれっきとした犯罪になります。
詳細は下に書きました。
2.これからカードの申し込みをされる人
2・1申込時のタイプミスに注意してください
楽天カード・ヤフーカード等の申し込みをする場合は、必ず公的証明書を手元に置いて申し込みしてください。
そして住所・名前を一言一句間違わずに入力してください。
タイプミスには注意してね。「東京都」と打つところが「東京都p」と入力してもたぶん荷物は届きますが、あなたの運転免許書に「東京都p」と書かれていなければ住所違いで配達不能となり、返品されます。
特に名前の間違えが多いようです。
本来は間違えとは言いにくいんですが、旧漢字と新漢字の違いでもNGです。
例えば 斎藤≠斉藤 高橋≠髙橋 などなど、これらは違う文字と認識されます。
上記の間違えさえなければほとんどの場合大丈夫です。
2・2住所の違いにも注意が必要です
配達先の住所と公的証明書の住所は完全一致が原則です。
親元を離れて晴れて一人暮らし、おめでとう、頑張ってね!!
で、住所変更終わってますか。免許書の住所が未だに親もとのところになってませんか?
この場合にも対処法はあります。借りているアパート等の公共料金の領収書等にあなたの名前が印字されていれば大丈夫です。ただし登録した時に名前の新旧漢字を正確に申請して入ればですけどね!?公的証明書の名前が違う、、公共料金の名前も違う、、、アウトです。残念ながら返品決定です。
住民票の移動が完了しているならば、住民票を取って最寄りの警察署に出向き、免許書の裏に現在の住所を書いてもらい公安委員会の印鑑を押してもらいましょう。これでOKです。
会社寮、知り合いの家にお邪魔していて住民票の移動が困難な方、、100%受取り不能です。ご愁傷さまです。田舎に送ってもらい帰省するしかありません。
3.すでに申込をしてしまった人
申込をして、荷物が来るのを待っている人。
タイプミスはもう防げません。
しかし、住所違いは防げます。
住民票は移動させてあるけど、運転免許書の裏書をまだしてない人は、近日中に警察署に行った方が良いですよ。正直言って発送後にできることはこれぐらいです。
4.受取人確認サポートの保管期間
佐川急便の荷物の保管期間は7日間(クール便は4日間)となっていますが、実は最長で2週間です。発送日の翌日から2週間で強制終了です。
でも、初回配達日から7日以内に再配達依頼をしないと7日で終了です。
この期間の間に時間を作って再配達依頼をしましょうね。
5.犯罪収益移転防止法と受取人確認サポート
何でこんな面倒なことするんだよ!! っと怒ってるかとも多いかと思います。
犯罪収益移転防止法(マネー・ローンダリング)。
この法律が出来たせいです。
ここから先は犯罪収益移転防止法について書きます。興味のない方は飛ばしてください。しかも長い。
マネー・ローンダリング(資金洗浄)とは、犯罪による収益や出所や帰属を隠そうとする行為だそうです。
「振り込め詐欺」・「オレオレ詐欺」等の子を思う親の気持ちに付け込んだ詐欺が多発してますよね。正直へどが出るよ(#^ω^)
これに対抗した法律だと思ってください。それ以外にも効果はある(政治家の汚職)けど書いてらんない。
犯人グループが子供を装い、年老いた父親・母親にいろいろな理由を用いて、お金を要求します。
騙された親は指定された銀行口座に老後の蓄えを振り込まされます(#^ω^)
この銀行口座が実在しない人物の架空口座だったらどうなるでしょう。
その架空口座で得たお金でWEBショップで買い物をします。さらにそのWEBショップのオーナーが違うWEBショップで買い物をします。これを複数回か行われた後に、犯人グループがオーナーのWEBショップで買物をします。
最初はだまし取ったお金ですが、最後はまともな商売で得たお金に代わります。
これがマネー・ローンダリング(資金洗浄)です。以降は犯罪で得たお金ではなく、商売で得たお金になり、普通に商売で得た所得になり、確定申告で税金払って終わりです。
この流れの商取引を同一人物(もしくは同一グループ)が行っていたらどうでしょう。中間の商取引がすべて架空の人物の商いだとお金の流れが追えなくなるみたいです。
この流れを断ち切るために、銀行口座・クレジットカードの所有者の確認を求めたのが犯罪収益移転防止法です。
本人確認をして受け渡しされたカード類は以後8年(7かな?)は、発行会社が責任をもってすべての取引を保存します。
これは法律で定められた配達方法です。これに違反すると配達員にも罪が来ます。最悪前科者、良くて減俸かな?
終わりに
犯罪収益移転防止法が出来て、カードの受け渡しに規制が出来たことは理解していただけたでしょうか。
この法律の下、宅配三社は独自の本人確認サポートを展開しております。
中でも最強(最悪)なのが佐川急便の受取人確認サポートです。
これに照準を合わせて対応すれば、他社は問題ありません。
- 申込時には公的証明書を手元に置き、その通りに入力しましょう。
- 申込時のタイプミスはだめですよ。
住所の打ち間違え、名字の新旧漢字も正確に入力しましょう。 - 運転免許書の裏書が住んでない人は、警察に行ってくださいね。
- 営業所留め置きサービスは使えません。
- 犯罪収益移転防止法の背景は納得していただけましたかね!
どうしてもだめな時は、一度出荷人に連絡して、相談してみてください。もしかすると書留で届いちゃったりしてね。
何のために出来た法律なのかね!?
以上最後まで読んでくれた人、感謝です。
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